笑いあり、トキメキあり、巨根ありで
大ヒット連載中の「上司のアソコはXLサイズ!?」、
単行本化も決まった今作、可児先生に突撃し、魅力の裏側に迫ります!
―― 今回のインタビュアーは編集担当のHです。
最初に、可児さんがいつ頃から漫画を描かれていたかお教えください!
小学生のころからリボンとかジャンプを読んでいて、そのころから絵も描いてましたね。
あと、家に『ドラえもん』と、あと『藤子・F・不二雄 異色短編集』があって、
同じ作家さんなのに作品ごとに違う魅力があるのが、すごいなぁと思っていました。
――小学生のころから漫画の根底にある魅力を強く感じられていたんですね。
そんな漫画への愛情が、今作「上司のアソコはXLサイズ」の大ヒットにつながったのだと思います。
それでは、今作「XLサイズ」について色々お話お伺いできればと思います。
まず、「巨根」がテーマとなる今作ですが、
巨根上司・須藤さんをえがく際に意識していることはありますか?
意識しているのは、「大きい人には大きい人の苦悩があるのでは」ってところです。
XLサイズは人口が少ない分、種類もあんまり無さそうなので、
“須藤さん自身も、XLサイズコンドームのモニターを必要とする1人なんだ”ってことを忘れずに描いてます。
――たしかに、XLサイズのゴムって検索しても あんまり出てこないですよね。
輸入して手に入れるしかないのかなとか、いろいろ考えながら描いていました。
――そんな苦悩を抱える、須藤さんの見どころについてお伺いできればと思います。
今回、最初の打ち合わせで「ワイルド系上司でいきましょう」ってことだったんですが、
ティーンズラブにおける「ワイルド」が分からなくて、最初はかなり手探りでした。
――可児さんには物凄く真摯に、須藤さんと向き合ってくださって…。
1話ではメールのやりとりを沢山させていただきましたよね。
今では、キャラは動かしやすくなりましたか?
ちょっと可愛くしてみたり、あと「仕事にマジメ」っていうキャラクターを立てることで
どんどん自分の中で動いてくれるようになりました。
なので、ラブストーリーだけど、恋愛第一じゃなくて仕事も大事にしてる、ってところを意識しています。
――それによって、「オフィスラブ」としての軸もできて、
お話により一層リアリティと味わいが生まれていると思います!
そして主人公の咲ちゃんも、ちょこっと抜けてて可愛い。と読者さんから大人気です。
お気に入りポイントなどあればお教えください。
咲も、コンドームにダイビングさせたり
動きをオーバーにして良い、ということだったので、
どんどんアクティブな子になって、動きやすくなっていきましたね。
あとは、流されやすすぎない女の子にするのを意識しました。
咲のお気に入りシーンといえば、透視シーンですね。
――XLサイズを透視するシーンですね。
拝見した際にデスクで笑いを堪えるのに必死でした。
そして、可児さんの描かれる女の子は、お体がとてもえろやかで最高です。
特にフェチをもって描かれている部分はありますか?
先日、お尻フェチと伺いましたが…
そうですね。お尻に気合い入れてしまうので、
だんだん須藤さんが尻フェチみたいになってしまってますが…(笑)
――咲ちゃんのお尻がフェチな須藤さん、すごく可愛いです。
Hシーンを描かれるときに意識されているポイントはありますか?
もともと男性向け漫画も好きなので、ムチムチ感ですね。
トーンで影を作って、いかにやわらかさを出すかを意識しています。
あと、フェチな部分とか自分が好きなモノとかを、
読んでくれる人に好きになってもらうぞ!って気持ちで描いてます。
――わかります!私も可児さんの作品でお尻に目覚めました。
また、今作は「笑えるTL」と話題ですが、どんな風にネタを思いついていますか?
これ言うと怒られそうですが、昼の仕事をしてるときに考えたりしてます。
あくまでマジメなフリをしつつ…。
――なるほど!マジメに見せることで、脳もフル回転してアイデアが浮かびやすい…って効果がありそうです。
そんな、お昼の仕事の傍ら漫画を執筆されている超激務な可児先生。
執筆中の息抜きにされていることはありますか?
漫画を描くこと自体が息抜きですね。
――すごい…!プロフェッショナルなご回答です。
ちなみに、XLサイズも…楽しく描いていただけて、おりますか…?
楽しいですね。
特に話が進んできて、やれることが広げられて、
自由性が出てきてどんどん楽しくなっています。
あとXLサイズは1話で挿入までいけたので、
寸止めがない分、テンポ良く進められるのも楽しいですね。
――とても嬉しい回答をいただきました。
すみません。格好よく「息抜きは漫画」ってふかしましたが、
今日はひたすら動物の動画探して眺めていたので
「(あれっ、これが息抜きなのでは…)」と思いました(笑)
――読者さま、おすすめの動物癒し動画がありましたら、ぜひ激務な可児さんまで!
ちなみに、とても深夜までお仕事されているイメージの可児さんですが、
定番の修羅場メシなどありますか?
コーラが好きなので、1日1本のコーラが必需品ですね。
――コーラが可児さんのエナジードリンクなんですね。
そうですね。本当のエナジードリンクは昔に飲み過ぎて、
まったく効かなくなってしまって(笑)
――耐性ができてしまったんですね…!
それでは、再び「XLサイズ」についてお伺いします。
今作で、特にお気に入りのシーンがあればお教えください。
電車の中でのキスシーンですね。
自分でも思いついたあと、「エモいシーンにできたな!」と思いました。
――あのシーン本当にエモかったです…。
Hさんがよく「エモい」って言ってるので、
自分でもこの流れエモいな~とか考えつつ作品を作っています。
――XLサイズは笑いとエロとエモのバランスが絶妙です!
逆に、Hさんが好きなシーンはどこですか。
――全話捨てがたいのですが、
6話の、咲ちゃんが須藤さんのを舐めるときの体位が、めちゃくちゃエロくてすごかったです。
なんて言うんでしょうか…男性向けの、巨乳の子のおっぱいを膝の上で吸うやつのような…。
授乳手コキですか?
――それです!授乳手コキ。
授乳手コキのティーンズラブ版を
可児さんが発明されている…!と感銘を受けました。
全然意識していませんでした(笑)
言われてみれば授乳手コキみがあるかもしれません。
――そんな様々なHをティーンズラブ界に生み落としてくださっている可児先生から、
最後に一言、読者さんへメッセージをお願いします。
本当に、読んでもらえるだけですごく嬉しいです。
あと、レビューで反応もらえるのも嬉しいし興味深いです。
「このプレイが良かった」って書いてくれると、
需要があるんだ!と思ってまた次に活かせたり、もっと捻れたりするので。
なので、「良かったプレイ」があったらぜひメールください。
可児先生、とても刺激的でXLへの愛情たっぷりなインタビューをありがとうございました^^
今後も特濃展開がモリモリな「上司のアソコはXLサイズ」、ぜひご期待ください♪
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